スポンジ様は偉大なり。
いままで期待場所にこすりつけてばかりでしたが、まさか生命をはぐくむ箱船になろうとは。
今までのご無礼をお許し下さい。今後も汚いとこにこすりつけまくるけど。
さて、本題。
装置を揃えようが道具を揃えようが植え付ける苗がなければただの箱、と言うわけで播種して苗を作ります。
先人の方々が散々解説している方法なのでいまさらではありますが簡単に解説。
細かいことですがやってみて初めてわかる事もいくつかあったので書き留めておきます。
ちなみに数度にわたり播種しているのですが写真を撮っていなかったので5度目の播種の時の写真を使います。
こんなサイト作るならもっとしっかり写真撮っとけばよかった・・・
1年目に関しては播種に限らす手軽な入手、安価、ごみになるものが再利用できればできるだけしていくと言う方針でやっていこうと思っております。
ので、今回は卵パック+スポンジ+トイレットペーパーと言うめっちゃ簡易なビニールハウス発芽装置(?)で発芽させます。
まずはこのような何の変哲も無い卵パックを用意。
雑菌がついているといけないので良く洗いましょう。
洗剤は使っちゃまずい気がする(アバウト)し、熱湯は変形してしまうので良くこすり洗いします。
レベルを上げた物理は強いです。
次にこんな感じにスポンジを切っていきます。
自分は最終的に台所スポンジを8分の1にして使ってます。
固い部分がついていたらカッターなどで削ぎ落とします。
写真にした時わかりやすいかと思い、細かくしてから削ぎましたが細かくする前にそぎ落とした方が楽です。
細かく切ったら最後に十字の切り込みを入れます。
見にくいですが中心に十字の切り込みが入ってます。
二つに折ってから切ると貫通しないポケット型の切り込みになって種を入れやすいです。
切り終わったらパックに並べて水を注ぎます。
ぎゅっと押し込んでスポンジに十分水を吸わせ、切り込みに種をまきます。
この時先に種をまいたほうがずっと種をまきやすいのですが水を吸わせるときに流れる事があるので、先に水を吸わせた方が良いと思います。
種の大きさによって1つのスポンジに2~4粒くらい撒いてあとで間引きします。
初心者に多いんじゃないかと思うんですけど間引きって精神的にキツくないです? 全部なんとか育てたくなっちゃう。
好光性の種は切り込みを入れないで直接スポンジに乗せるか、浅い切り込みに挟む程度にして上からトイレットペーパーを掛けます。
ティッシュは水に溶けにくいので発芽の邪魔になることがあるので必ずトイレットペーパーで。
ダブルのペーパーなら剥いで1枚にする事。
こんな感じで完成。
スポンジの吸水で減った水をつぎ足しておきましょう。
今回は左からロロロッサA、ロロロッサB、ハンサムグリーン、バジル、紫蘇をそれぞれ2つづつ植えました。
わけあってロロロッサは二つにわけております。
蓋を閉めれば簡易なビニールハウスになります。
撮影してませんがほかに松の舞6、ベビーリーフ10、バジル6、紫蘇6、ハンサムグリーン6、ロロロッサ6を播種してます。
始める前はとくに難しい点はないかと思っていたのですが、意外に細かいTips有り。
締めに解説中に書いてないことや補足をします。
植物の種類によっては冷蔵やら水でふやかすやらは素人同然の自分が言うことでもないので割愛。
他にも書くほどでもないような細かい事があったような気がするので、やっぱ大事でしょって思い直したら追記します。
とりあえず溶けでこまかくなったトイレットペーパーの掃除はめんどくさいのもあって極力使いたく無くなりました。
播種の結果は予想外、難しそうな印象の種はすくすく育ち、ネットでは簡単と言われてる品種に苦労する事になります。
それはまた別の記事で。