写真のとおり、この記事の段階ですでに保持をかけて誘引しているわけですが、我が家では支柱を使わずつり上げ型で誘引しています。
発泡スチロールなので誘引用の支柱を刺すと水漏れが怖いのと、最終的には物干し竿で空中に水平展開させようと思っているからです。
園芸無知の自分は全く知らなかったのですが、ネットを見て回るとかなりメジャーな方法らしいです。
家庭菜園ではあまり関係ないながら、ひもを下ろすと収穫しやすい高さにできる等大規模ならではのメリットもあるようでプロの農家さんもかなり採用しているのだとか。
他にもひもの始点をずらして斜めに誘引する事で、狭い場所で大型の株を展開させたり等色々とメリットがあるようです。
植物用クリップも売っているようですがプロの農家さん用が多くて大量購入か、少数だとやたら高いので自作する事にします。
用意するのは100均の大きめの洗濯クリップ
5個入り100円でした。
これに種を植え付ける時につかったスポンジからそぎ落とした、スポンジのごわごわとしたフェルト状の部分を挟み込んでクッションにします。
指なんかを挟んでみてきつくないか確認してみて大丈夫なら紐をつけます。
この時、キャンプなんかで使うトートラインヒッチと言う結び方を使うと、トマトの成長にあわせて長さの調節ができて便利です。
現状では1~2日1回は長さを調節しなきゃならない位のペースで成長してるのでホントに便利です。
以下、簡単に結び方
1、クリップのバネのリングに紐を通して輪をつくります。
2、作った輪にひもを通します。
3、少し距離をあけてもう1回輪っかを作ります。 2個目の輪っかの大きさが調節可能な長さになります。この画像は説明のために小さい輪でやっているのでもっと大きくつくりましょう。
4、1個目の時と同じように輪にを通します。今回は2回通して下さい。
5、少しきつめに引っ張ってできた結び目の直後に3個目の輪を作って同じように輪にひもを通して結びます。
完成、ひもの反対側を物干し竿や支柱に結んでクリップをおろします。
2番目の輪は3番目の輪で作った結び目を移動させると大きさが変わって長さの調節ができます。
なので少したるませてクリップしてから輪を調節してつり上げられる長さに調節します。
苗がまだ小さいうちは、こんな感じにさらにひもを結びつけて誘引してもいいと思います。
つり上げ誘引は他にも先人の知恵が色々あるっぽいので、自分で効果が確認できたらまた紹介したいと思います。